2010年01月29日

第3回・丸坊主サロン報告

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1月9日 姫路


第3回・丸坊主サロンは、天台宗・書写山円教寺住職の大樹孝啓さんをお招きして開催しました。

住職は大正13年生まれですので、85歳になられますが、およそ2時間、お立ちになったままで、御講話くださいました。
本当にお元気な方です。




年末、京都の清水寺で行われる「今年の漢字」にヒントを得て、大樹住職は2010年の年明けと同時に書写山で今年1年の夢と希望を込め、「慧」(読み方:けい、え)という字を揮毫されたお話から始まりました。ちなみに清水寺と違い、字は一般から募集せず、住職自らが文字を決められているそうです。

さて、「慧」という字は、日常生活の中で心がける六つのこと=「六行」・・・「布施」(ふせ)、「持戒」(じかい)、「忍辱」(にんにく)、「精進」(しょうじん)、「禅定」(ぜんじょう)、最後にあるのが「智慧」(ちえ)であり、そこからとってきたとお話にありました。
「智慧」というのは、人間の浅はかな「知恵」ではなく、仏の智慧であり、「正しい判断ができる考え」とのことです。六行の最初の5つのことを少しでも実行することで、この「智慧」に近づけるのだそうです。

大樹住職は、政権交代を例に挙げられ、「それぞれ個人がしっかりとした考えもなく、全員が一部の意見に流されてしまっている」と強調され、だからこそ、「今年はできるだけ賢く、よく考えて生活する年にしてほしい!」と住職が「慧」に込めた意味がよく伝わってきました。

また「今の日本人は恩を考えず、自分だけで生きている!という、うぬぼれがある」というお話も、心に響くものがありました。私たちは「生きている」のではなく、「生かされているんだ」ということを忘れず、周囲の協力・理解に感謝することや、「世のため、人のため」「悪いことをしない、良いことをする」という心がけが必要で、そうした考えは今まさに失われかけているのかもしれません。
鳩山首相や小沢幹事長にも、ぜひ聞かせてあげたい!








大樹住職は天台宗ですが、宗派を問わず、多くの方々にご参加いただきました。本当にありがとうございました。

余談:このサロンの参加者の中に翌日、書写山に上られた方がおられましたよ!

無の境地!
戸井田とおる事務所(姫路)より更新 文責:小坊主A

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